Dehydrationは、Minecraft fabric 1.19.2や1.20.1などで利用できる、プレイヤーキャラに喉の渇きの概念を追加するMODです。
水を煮沸して飲用可能にする銅の大釜や、飲み水を携帯するのに便利な革袋などがクラフトできます。
また、他のMODの飲み物や食べ物もDehydrationに対応していれば水分が摂れるようになります。
満腹度の回復量が乏しくイマイチ作る意味を見出せなかった飲み物系の料理にも役割が与えられるし、より序盤のサバイバル感が増すので面白いです。
他のMODのアイテムに水分を追加するデータパックはこちら↓
Dehydration Expanded Drinks
ダウンロードしたzipファイルをdatapacksフォルダに入れればおkです。
resourcepacksのほうでは認識してくれないので注意!
そして、ここからが本題。
こちらのデータパックにも含まれていないアイテムに水分を追加するには…
例えば、Beachpartyのカクテルやアイスクリームなどに追加したい場合。
まず、MODの配布ページにある『Source』というリンクをクリックします。(画像赤枠)
するとGitHubのページが開くので、common/src/main/resource/assets/beachparty/lang/en_us.jsonを開きます。
(日本語対応しているMODならja_jp.jsonでも大丈夫です)
このようにアイテム識別用IDとゲーム内で表示されるアイテム名がずらっと並んでいます。
上記画像でハイライトされているicecream_sweetberriesがアイテム識別用ID、左隣のbeachpartyがMOD識別用ID、右側のSweetberry Icecreamが実際にゲーム内で表示されるアイテム名です。
次に、先ほどのDehydration Expanded Drinksデータパックを解凍します。
フォルダを何階層か進んだ先に expandeddrinks.json というファイルがありますね。
このファイルを編集してBeachpartyのアイテムを追加します。
データパックに元々含まれていたアイテムを参考にしつつ追加していきます。
例えば、”4″と書かれているテーブル内にアイテムを追加すると、水分が4回復するアイテムになります。ゲーム内で言うとゲージ2個分です。
あと、念のため使っていないMODのアイテムタグは削除しておくといいでしょう。
環境にもよりますが読み込み時にエラーを起こすことがあるので…
編集し終えたらフォルダを再び圧縮してデータパックに戻します。
きちんと反映されているかクリエイティブモードのテストワールドなどで確認しましょう。
上手くいけばアイテムに水分ゲージが追加されているはずです。
今回紹介した方法は、応用すれば別のMODの構成ファイルやデータパックを編集したい場合にも使えるかと思います。
重要なのは『追加したいMOD』のソースからlangファイルを見つけてMODとアイテムの識別IDを控えること。
これで例えばFarming for Blockheadsで売買できるアイテムを追加したり、Selling Binで出荷できるアイテムを追加したりなど、jsonファイルが編集できれば色々なMODに対応させることができます。
詳しい方法は各MODのマニュアル(あれば)を確認するか、見よう見まねで頑張ってください。
MODパックをインストールして構成ファイルを覗いてみるとめっちゃ参考になるのでおすすめです。